ふくしまワイナリープロジェクト
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当財団は福島県郡山市と連携協定を結び、2015年より福島県の果樹農業の6次産業化を支援するプロジェクト(ふくしまワイナリープロジェクト)に取り組んでいます。
プロジェクトについて
三菱商事復興支援財団は、福島県郡山市と連携協定を結び、2015年より福島県の果樹農業の6次産業化を支援するプロジェクト(ふくしまワイナリープロジェクト)に取り組んでいます。このプロジェクトは、福島県の特産品である果物の生産から加工、販売までを一体的に運営する新たな事業モデルを構築し、農産物や地元ブランドの付加価値を高めることを目指すものです。郡山市逢瀬町に醸造施設「ふくしま逢瀬ワイナリー」を建設し、福島県で生産されたリンゴや桃、梨、ブドウを原料に、ふくしま逢瀬ワイナリーでワインやリキュールなどを生産する一方、新たにワイン用ブドウを生産する農家を支援しています。これらの取り組みの結果、2019年3月に郡山で育てたブドウで醸造した初の郡山産ワインが発売を迎えました。
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ふくしま逢瀬ワイナリー
「ふくしま逢瀬ワイナリー」は、2015年10月に竣工。敷地面積約9,000 平方メートル。建物は鉄骨平屋建て約1,400 平方メートルで、1,000リットル用と2,000リットル用の醸造タンク26 本(総容量3万8,000リットル)が並び、ブランデーなどを造るためにドイツ製の蒸留機も備えています。ワインショップやセミナー室も設置し、地元の方々をはじめ多くの人々が集う、憩いの場、交流の場となることを目指しています。