三菱商事復興支援財団の活動

三菱商事復興支援財団(以下、当財団)は、東日本大震災発生から1年を契機に、2012年3月に設立されました(同年5月17日、公益財団法人の認定を取得)。

三菱商事は、2011年4月、被災地の復旧・復興支援に総力をあげて取り組むことを目的に4年間総額100億円の「三菱商事 東日本大震災復興支援基金(復興支援基金)」を創設し、義捐金や緊急支援物資・機器の提供、被災した大学生への奨学金の給付、復興支援に関わるNPOやNGOへの助成など、被災した地域の状況やニーズに合わせてさまざまな活動を展開してきました。

当財団は、復興支援基金から、奨学金制度(「学生支援奨学金」)およびNPOなどへの助成金制度(「復興支援助成金」)を継承するとともに、被災地のより力強い復興に向けて、「産業復興・雇用創出支援」に取り組んでいます。

2015年度、三菱商事は、更なる活動のための資金として、当財団に対する35億円の追加拠出を決定しました。当財団は、従来の活動を継続するとともに、2015年から福島県郡山市で果樹農業の6次産業化を支援する「ふくしまワイナリープロジェクト」を推進しています。

図:
※グラフは復興支援基金(三菱商事)の活動を含めた概算の金額

情報開示

設立目的
東日本大震災において被災した地域の復興に寄与することを目的とする
事業内容
  1. 奨学金の給付
  2. 団体(NPO法人や社会福祉法人等)に対する助成金の給付
  3. その他、産業復興・雇用創出等に資する事業
団体名称
公益財団法人 三菱商事復興支援財団
役員
代表理事 野島 嘉之
理事 足達 英一郎 (日本総合研究所 常務理事)
大島 仁志 (公益財団法人 民際センター評議員)
森 和之 (公益財団法人日本パラスポーツ協会 会長)
評議員 末吉 竹二郎 (国連環境計画・金融イニシアティブ 特別顧問)
鬼頭 宏 (上智大学 名誉教授)
伊藤 和男 (三菱商事 コンシューマー産業グループCEOオフィス室長)
監事 嶋津 吉裕 (三菱商事 主計部長)
藤間 秋男 (公認会計士)