農業6次産業化推進等のための寄附に関し郡山市から感謝状
公益財団法人 三菱商事復興支援財団(東京都千代田区、代表理事 野島 嘉之)は、郡山市が実施した公募型プロポーザルに基づき、当財団が運営する「ふくしま逢瀬ワイナリー」事業を4月1日より株式会社ISホールディングス様に継承します。本事業継承に伴い、郡山市の更なる農業6次産業化推進のためとして、4月1日付で郡山市に対し3億円を寄附致します。今般、本寄附に対し、郡山市長より感謝状が授与されました。
本寄附により郡山市において農業6次産業化が一層推進され、ひいては「ふくしま逢瀬ワイナリー」が今後も更に発展していくことを心より祈念します。

*写真左より:品川萬里郡山市長、野島嘉之三菱商事復興支援財団代表理事
≪本寄附の詳細≫
当財団は、東日本大震災からの復興支援を目的に、福島県で生産される果実を原料とする酒類を醸造・加工し、果実生産者、地元自治体と共に新しい農業の6次産業化を構築するモデル事業として、2015年に「ふくしま逢瀬ワイナリー」を建設し運営してまいりました。この度、ワイナリー事業開始から10年を目途に事業を継承する当初の計画を実現するため、郡山市が2024年8月に公募型プロポーザル方式による運営事業者の募集を実施。公募の結果、株式会社ISホールディングス様が2025年4月以降の新しい運営事業者になることが決定しました。
今回の事業継承にあたり、ワイナリーの建物・設備等一式の寄附に加えて、これまで当財団が推進してきた農業6次産業化支援が途絶えることなく継続されることで、地元産の果物の価値がさらに高まり、ひいては福島県の農産物のブランド力向上に繋がっていくことを願い、その実現に向け4月1日付で3億円の寄附を実行致します。
この10年間にわたり「ふくしま逢瀬ワイナリー」を支えて頂いた関係者の皆さまに改めて感謝申し上げます。そして、今後も福島・郡山の農業の挑戦と共に、ワイナリーが更に発展していくことを心より願っております。
お問合せ先: 三菱商事復興支援財団
info@mitsubishicorp-foundation.org
以上