お知らせ

公益財団法人三菱商事復興支援財団(東京都千代田区、代表理事 野島 嘉之)は、当財団が運営する「ふくしま逢瀬ワイナリー」の事業を継承するにあたり、同ワイナリーの施設・設備等を郡山市に寄附致します。これに対して、12月26日に品川萬里郡山市長より感謝状が授与されました。

ふくしま逢瀬ワイナリー郡山市から感謝状

   *2枚目写真左より:野島嘉之三菱商事復興支援財団代表理事、品川萬里郡山市長、遠藤昭二ISホールディングス代表取締役社長

当財団は、東日本大震災からの復興支援を目的に、福島県で生産される果実を原料とする酒類を醸造・加工し、果実生産者、地元自治体と共に新しい農業の6次産業化を構築するモデル事業として、2015年に「ふくしま逢瀬ワイナリー」を建設し運営してまいりました。この度、ワイナリー事業開始から10年を経過したことに伴い、2025年4月1日を以って事業を継承する当初計画実現のため、郡山市へ施設・設備等を寄附するものです。
本年郡山市が実施した「ふくしま逢瀬ワイナリー」の運営を希望する民間事業者の公募において、株式会社ISホールディングス様が審査の結果優先交渉権者に決定されました。12月26日に開催された授与式においては、諸条件が整ったことに伴い、郡山市とISホールディングス様による同施設の賃貸借契約の締結式も執り行われました。

三菱商事復興支援財団は、三菱商事が2011年に設立した4年間総額100億円の基金「三菱商事東日本大震災復興支援基金」の事業を一部継承し、2012年春に設立されました。基金から継承した2つの事業「学生支援奨学金」「復興支援助成金」に加え、被災地の経済復興に向けた「産業復興・雇用創出支援」を開始。2015年度にはさらなる活動資金として35億円が追加拠出されました。また、同2015年度より「ふくしまワイナリープロジェクト」を推進し福島県郡山市での果樹農業6次化を支援してまいりました。今般、これまで取り組んでまいりました農業6次化事業モデルが実を結ぶ形で事業継承されることとなり、この10年間にわたり「ふくしま逢瀬ワイナリー」を支えて頂いた関係者の皆さまに改めて感謝申し上げます。

お問合せ先: 三菱商事復興支援財団
info@mitsubishicorp-foundation.org

以上

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