ふくしま逢瀬ワイナリーの事業継承について
当財団は、東日本大震災からの復興支援を目的に、福島県で生産される果実を原料とする酒類を醸造・加工し、果実生産者、地元自治体と共に新しい農業の6次産業化を構築するモデル事業として、2015年に「ふくしま逢瀬ワイナリー」を建設し運営してまいりました。この度、ワイナリー事業開始から10年を経過したことに伴い、2025年4月1日を以って郡山市へ施設・設備等を寄附いたしました。
昨年郡山市が実施した「ふくしま逢瀬ワイナリー」の運営を希望する民間事業者の公募において、株式会社ISホールディングス様が審査の結果優先交渉権者に決定され、12月26日には郡山市との同施設の賃貸借契約が締結されました。
三菱商事復興支援財団は、三菱商事が2011年に設立した4年間総額100億円の基金「三菱商事東日本大震災復興支援基金」の事業を一部継承し、2012年春に設立されました。基金から継承した2つの事業「学生支援奨学金」「復興支援助成金」に加え、被災地の経済復興に向けた「産業復興・雇用創出支援」を開始。2015年度にはさらなる活動資金として35億円が追加拠出されました。また、同2015年度より「ふくしまワイナリープロジェクト」を推進し福島県郡山市での果樹農業6次化を支援してまいりました。今般、これまで取り組んでまいりました農業6次化事業モデルが実を結ぶ形で事業継承されることとなり、この10年間にわたり「ふくしま逢瀬ワイナリー」を支えて頂いた関係者の皆さまに改めて感謝申し上げます。
ふくしまワイナリープロジェクトについて
三菱商事復興支援財団は、福島県郡山市と連携協定を結び、2015年より福島県の果樹農業の6次産業化を支援するプロジェクト(ふくしまワイナリープロジェクト)に取り組んでいます。このプロジェクトは、福島県の特産品である果物の生産から加工、販売までを一体的に運営する新たな事業モデルを構築し、農産物や地元ブランドの付加価値を高めることを目指すものです。郡山市逢瀬町に醸造施設「ふくしま逢瀬ワイナリー」を建設し、福島県で生産されたリンゴや桃、梨、ブドウを原料に、ふくしま逢瀬ワイナリーでワインやリキュールなどを生産する一方、新たにワイン用ブドウを生産する農家を支援しています。これらの取り組みの結果、2019年3月に郡山で育てたブドウで醸造した初の郡山産ワインが発売を迎えました。


お問合せ先: 三菱商事復興支援財団
info@mitsubishicorp-foundation.org
以上